東京に眠る巨大貝塚の謎 中里貝塚

東京に眠る巨大貝塚の謎 中里貝塚

安武 由利子

内容紹介

東北新幹線や宇都宮・高崎線など北へむかう線路が集中する東京都北区の上中里で、四・五メートルもの厚みの貝塚がみつかった。しかも堆積しているのはマガキとハマグリの貝殻だけ。縄文人はなぜこの二種を営々と採取したのか、貝の身はどこへ運ばれ、誰が消費したのか。
第1章 姿をあらわした巨大貝塚
   1 厚さ四・五メートルの貝層
   2 貝塚のイメージをくつがえす

第2章 かきがらやまの記憶
   1 地域のランドマーク
   2 発掘前史
   3 街なみに埋没する

第3章 縄文時代の東京低地
   1 本格的調査のはじまり
   2 奥東京湾と縄文人のくらし

第4章 巨大貝塚を解明する
   1 貝殻はどのように堆積しているのか
   2 貝塚はどのくらい広がっているのか
   3 貝層はどのように形づくられたか

第5章 縄文時代の水産加工場
   1 貝のむき身づくり
   2 謎の遺構
   3 貝類に特化した水産加工
   4 計画的な採取と資源の保全

第6章 内陸に運ばれた干し貝
   1 中里貝塚をつくった集落
   2 干し貝を消費した集落
   3 中里貝塚にみる地域間ネットワーク
   4 中里貝塚のこれから

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